カザフスタンとは

中央アジアとヨーロッパにまたがる共和制国家、カザフスタン共和国（通称カザフスタン）。ロシア、中国、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンと国境を接し、カスピ海とアラル海も臨む、世界で9番目の広大な国土を持つこの国は、石油や天然ガスなど、豊富な資源によって急速な経済成長を遂げています。その象徴ともいえるのが新・首都「アスタナ」。1997年に遷都されたこの都市は、日本の建築家、故・黒川紀章による都市計画に基づき開発が進められている近未来都市です。最大都市「アルマティ」に続けとばかりに、スポーツ競技場や劇場など娯楽施設も建設が進み、2014年に「アスタナマリオットホテル」がオープン、2017年には「アスタナ万国博覧会」も開催が決定。日本の巨匠によりデザインされた新首都は、徐々にその全貌を現しつつあります。
かつて数々の遊牧民族が活躍し、シルクロードのオアシスとして栄え、東西のさまざまな文化が混ざり合った国カザフスタン。道中にはまるで日本人のような表情の人も多く、この国を訪れた時、自分が異国からの旅人であるとは感じないかもしれません。神秘のベールに包まれながらも、不思議な親しみやすさもあるこの国は、たくざんの魅力に満ち溢れています。

Terra ダンシングシアター

カザフスタンの首都 アスタナで、2006年に設立。踊ることを愛する才能あふれる10人のダンサーが、様々なダンススタイルのシアターの創造を志してスタート。今日では 24人のダンサーが所属し、子供たちのためのスタジオも所有しています。伝統的なカザフスタンの踊りをはじめ、民族舞踊、古典的・現代的・新古典主義の作品など、幅広いレパートリーを持ち、ニューヨーク、ロサンゼルス、モスクワなど海外の舞踏家や巨匠とのコラボレーションも豊富に経験しています。「Terra ダンシングシアター」は首都アスタナで大変な人気を博しており、海外公演も頻繁に行っています。
■オフィシャルサイト　http://tt-terra.kz/foto