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ザ・ゴテンヤマスイート

東京マリオットホテルが立地する品川・御殿山の400年以上に及ぶ優雅な歴史文化のエッセンスを現代建築に表現した「ザ・ゴテンヤマスイート」。この地で長く育まれた「茶会文化」や、自然や人々が題材となった「浮世絵」、人々の装いや佇まいなどが、客室内に随所に生かされています。

近世以前より東京湾を望む風光明媚な丘陵地として愛されながら、独特な文化を形成してきた御殿山。17世紀初頭に江戸幕府三代将軍 徳川家光がこの地に構えた別邸は「御殿」と呼ばれ、地名の由来となりましたが、その御殿が存在した場所が、まさに現在、ホテルが立地している付近であると言われています。

この地を愛した家光は、休息を過ごすために、頻繁に江戸城から品川を訪れ、鷹狩りや茶会などに興じました。特に、1636年5月に小堀遠州が催した茶会は、風雅を凝らした茶器や設えで家光を感激させたとして、様々な記録に残っています。

近世においての御殿山は、品川宿とともに花見の名所として庶民に親しまれ、歌川広重や葛飾北斎などの浮世絵に多数描かれました。近代以降、台場埋め立てのために土が掘られ、鉄道が敷かれ、御殿山の丘陵地はその姿を変えつつも、明治時代には富豪の洋館が並ぶ邸宅街として発展を続け、その面影を都心の緑の中に残しながら現代に至っています。

ホテル上層階に位置する客室からは、長い時代を超えて、今も町並みの向こうに広がる東京湾の景色を望むことができます。

インテリアデザイン
  • 日本の伝統色である土のような色や灰褐色を中心に、シックな色合いのカーペットや壁紙に仕上げています。
  • リビングルームは、浮世絵で用いられる群青色で、土色との対比を表現。舶来美のイメージカラーである黒も差し色とし、カーペットやベッドカバー、テーブルなどで、アクセントをつけています。
  • 箔のような光沢感をもった壁紙を使用し、きらびやかさを表現しています。
  • ベッドルームはシンプルに、洗練された印象を演出。屏風をモチーフにした木製のヘッドボードと、浮世絵に描かれる女性の着物の装いをイメージした照明で、シンプルな中にも華やかさを見せています。
  • 扉は板戸を思わせるデザインにし、和のエッセンスを取り入れています。
  • 客室内備品は、「ザ・ゴテンヤマスイート」の為だけに選りすぐった品を一点一点選定し、設置しております。
概要
[名称]ザ・ゴテンヤマスイート[インテリアデザイン]藤井 信介(デザインエイト)
[場所]東京マリオットホテル 25階 [面積]82㎡

≫ フロアプラン

※チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
※表記料金に別途、サービス料(13%)、消費税、および東京都宿泊税を申し受けます。
※料金は予告なく変更させていただくことがございますのであらかじめご了承ください。

主な設備・備品
  • シモンズ製7.5インチポケットコイルベッド(スーパーキングサイズ200 x 200)
  • 42インチ フラットスクリーンテレビ/BS・CS放送
  • 空調設備/冷蔵庫/セーフフティボックス/ミニバー
  • 20インチバスルームテレビ
  • ネスプレッソマシーン
  • シャワーブース